【Hinemos】Hinemos 5.0.0がリリースされました
NTTデータ様より、Hinemosの最新バージョンである5.0.0が5/27にリリースされました。OSDNの公式サイトからダウンロード可能です。
リリースノートを確認したところ、特に大きな変更点としては以下が挙げられると思います。
- 環境構築機能
システムを構成するミドルウエアやアプリケーションをHinemosから構築することが可能になりました。 - Webクライアント
Webブラウザ経由でHinemosクライアントを利用できるようになりました。 - マルチマネージャ接続
1台のHinemosクライアントで複数のHinemosマネージャに接続できるようになりました。
また、HTTP監視では、シナリオ監視(複数のWebページを順番に推移して、その際の応答時間や含まれる文字列を確認)ができるようになりました。
さらに、大幅な性能改善を実施したとのことです。性能改善については以下の通りです。
- 管理対象10,000台対応
10,000台を前提としたキャッシュ機構の変更により、ノード登録を高速化しました。
内部処理のオンメモリ化により、監視実行時の負荷を低減しました。 - ジョブ100,000件対応
通信回数削減により、ジョブの表示を高速化しました。
内部テーブルの再編成により、ジョブの登録を高速化しました。
なお、本バージョンからRHEL/CentOS/OracleLinux 7も動作対象となったほか、Linux環境向けのインストーラがrpmパッケージとなったことで、インストールがより容易になっています。
今まで他の統合運用管理ツールを使用していたプロジェクトも、これを機にHinemosへの乗り換えを検討されてみてはいかがでしょうか?
アトミテックでは、Hinemosのバージョンアップ及び、他の統合運用管理ツールからの移行を支援させて頂いております。
支援をご要望の場合はアトミテックまでお問い合わせください。
(担当: し)