Archive for the ‘Hinemosをより使いやすく’ Category.

【Hinemos 5.0】Hinemosクライアントのヒープメモリ割り当て量を増やす

Hinemosクライアントのヒープメモリの割り当て量は、デフォルトでは、リッチクライアントが32~128MB、Webクライアント(Tomcat)が256MBとなっています。通常の運用ではこれで十分ですが、規模の大きい環境では、大量の情報を読み込んだ等の理由で、まれにHinemosクライアントのヒープメモリが不足することがあります。

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【Hinemos】Hinemos ver5.0系で、VarBindを文字列マッチング

天候の不安定な日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

以前、「Hinemos ver4.1系で、VarBindを文字列フィルタリング」という記事を掲載しました。
その中で、Hinemos最新版 ver5.0では、VarBindの内容で重要度判定することが可能である、と書いていたと思います。

そこで今回は、ver4.1でやったことをver5.0で実際に試してみることにします。
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【Hinemos】複数IPアドレスを持つ管理対象へのPING監視

Hinemosでは管理対象をノードとして登録しますが、ノードにはIPアドレス(IPv4またはIPv6)を一つしか設定できません。
NW機器など複数のIPアドレスを持つ管理対象では、IPアドレス毎にノードを分けて登録する必要があります。

NW機器からのsyslogやSNMPTRAPの送信元IPアドレスをノードとして登録し、
他のIPアドレスはPING監視のみ実施したい場合、IPアドレス毎のノード登録を回避したいと思われるかも知れません。

このような場合、ノード変数カスタム監視を利用することで、
1ノードに複数IPアドレスを紐付けて、監視を実施することが可能です。

実施方法の概要は以下の通りです。

  1. 対象のNW機器のノードのノード変数に複数のIPアドレスを設定する。
  2. カスタム監視から実行するPing監視用スクリプトを作成する。
    スクリプトの引数に、IPアドレスを複数指定可能とする。
  3. カスタム監視の監視項目のコマンド欄に、Ping監視用スクリプトを指定し、
    引数に、NW機器のノードのIPアドレスを設定したノード変数を指定する。
    ※カスタム監視の詳細については、ユーザマニュアルの「7.13 カスタム監視」を参照してください。

設定例(3つのIPアドレスを持つノードへの監視)は以下の通りです。

  1. 対象のNW機器のノードに以下のノード変数を設定する。
    ※もう一つのIPアドレスはノード情報の”IPv4のアドレス”を使用する。

    ノード変数名       ノード変数値
    IP_ADDRESS_V4_02   xxx.xxx.xxx.10
    IP_ADDRESS_V4_03   xxx.xxx.xxx.20
  2. カスタム監視の監視項目を以下の内容で作成する。
    • スコープ:
      対象NW機器のノード
    • 指定したノード上でまとめてコマンド実行:
      Hinemosマネージャのノード
      ※Hinemosマネージャにはエージェントが導入されている前提
    • コマンド:
      /opt/hinemos/sbin/fping -C 1 -p 1000 -t 1000 -b 56 -q #[IP_ADDRESS_V4] #[IP_ADDRESS_V4_02] #[IP_ADDRESS_V4_03] 2>&1 | sed 's/ *: */,/g' | sed 's/-/XX/g'
      • fpingコマンドの詳細は”-h”オプションをつけてfpingコマンドを実行し、ヘルプをご参照ください。
      • ノード毎にPingの応答時間が秒単位で取得されます。
        例えば、応答時間が150ミリ秒の場合は、0.15秒となりますので、監視項目の閾値の設定にご注意ください。
      • コマンドの最後のsedコマンドの”XX”にはPing応答が無かった場合の数値を設定しています。
        閾値判定で重要度が異常となる値を設定してください。

以上、ノード変数とカスタム監視を利用して、複数IPアドレスを持つ管理対象へのPING監視の設定例を紹介しました。