【Hinemos6.1】強化されたジョブ機能について

Hinemos ver.6.1ではジョブ機能は以下の3点が主に機能強化、拡大されました。

1.実行時間予測による終了遅延
2.セッションを跨いだイベント連携
3.ジョブの実行の優先度指定

その中でも今回は、3.ジョブの実行の優先度指定についてご紹介いたします。

※1,2のジョブ機能についてはこちらの記事を御覧ください

<ジョブの実行の優先度指定とは…>
ジョブごとに実行優先度を指定することが可能になり、
後続ジョブの実行を先行ジョブの実行結果に関係なく、優先度で決めることができます。

つまり、ジョブの実行の優先度指定を行うことで複数の後続ジョブが待ち条件を満たしたとしても、
その中で最も優先度の高い後続ジョブのみを1つだけ実行する事ができます。

(資料元:http://www.hinemos.info/ja/hinemos/ver61)

下記で実際にジョブの実行の優先度指定を行い、ジョブを実行します。

 

<前提条件>
・Hinemosマネージャがインストールされている事
・Hinemosクライアントがインストールされている事
  (HinemosクライアントはWebクライアント、リッチクライアントどちらでも問題ありません)
・実行対象ノードでHinemosエージェントがインストールされている事

 

<設定>
今回はジョブの実行の優先度指定はジョブネットで行います。

まずはジョブユニットの中に4つのジョブネットを作成します。
“test_NET2” “test_NET3” “test_NET4”を”test_NET”の後続ジョブとして指定する為に、
待ち条件の判定対象一覧にそれぞれ”test_NET”を定義します。

 

 

次に“test_NET”ジョブネットのタブの中から後続ジョブ実行設定をクリックし、
”後続ジョブ実行設定”ダイアログを表示します。

 

“後続ジョブは1つだけ実行する”というチェックボックスにチェックを入れることで、
“実行する後続ジョブの優先順位”の中に、現在test_NETを待ち条件にしている後続ジョブネットが表示されます。

今回は”test_NET3”というジョブネットを最優先に指定しました。

 

その他の実行されなかった後続ジョブネットの終了状態や終了値も任意で指定して頂くことが可能です。
今回は特に何も指定せず以下の様なデフォルトの状態です

 

終了状態: 正常
終了値: 1

 

実行されなかったジョブネットはジョブ[履歴]ビューにて”終了状態(排他分岐)”と表示され、終了値は1となる設定です。

 

<実行>
それではジョブユニットを実行します。
ジョブ[履歴]ビューを見てみると、まずは先行の”test_NET”が終了しました。

優先度が低い”test_NET2”と”test_NET4”は待機中となり、
実行されたジョブネットは先ほど優先指定した”test_NET3”というジョブです。

優先度が低く、実行されなかった”test_NET2”と”test_NET4″の実行結果は正常に”排他分岐”と表示され、
終了値も1となっております。

きちんと設定した通りにジョブが実行されました。

 

<最後に>
以上でHinemos ver.6.1で新たに機能が強化・拡張されたジョブの優先度指定のご紹介になります。
ジョブ以外にもHinemos ver.6.1では新たな機能が追加されたり、機能が拡張したりとHinemos ver.6.1以前のバージョンより進化した点が多々ありますので、ぜひHinemos ver.6.1をお試しください。

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