【Hinemos×IFTTT】Hinemosの監視結果をGoogleDocsへ出力する【IFTTT連携ソリューション】
こんにちは。
本日、弊社より『IFTTT連携ソリューション』がリリースされました。
リリースに伴い、『IFTTT連携ソリューション』の使用例を、
こちらの「Hinemos研究日記」に随時 公開していく予定です!
今回はIFTTT連携ソリューションのスクリプト(Linux用)を使用して、
Googleより提供されているスプレッドシートプログラム「GoogleDocs」へ、
Hinemosの監視結果を出力します。
1.『IFTTT連携ソリューション』パッケージの入手
Gitの下記ページへアクセスし、「ダウンロード」からご利用環境にあったパッケージを入手してください。
https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/releases/tag/1.0.0
今回はLinux用の「ifttt_webhooks_trigger.tar.gz」を利用しています。
ご利用環境への配置方法、手順につきましては「3.スクリプト/コンフファイル」のセクションをご確認ください。
また、設定下記URLより入手いただけるマニュアルにも記載しております。
https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/tree/master/manual
2.IFTTT側の設定
まずはIFTTTでアプレットを作成します。
https://ifttt.com/ からSign inします。(アカウントを作成していない場合は作成します。)
ログイン後、アカウントのプルダウンメニューからNew Appletを選択。
最初にThis(トリガー)を作成します。
Thisをクリックすると以下の画像のような検索窓が出てくると思いますので、Webhooksと入力し、検索結果のWebhooksを選択します。
Receive a web request(webリクエストを受け取る)を選択。
Event Nameを入力し、Create triggerをクリック。
これでEvent Nameの情報が入ったwebリクエストを受け取った際に、アクションが実行されます。
Event Nameは後で使用するので、メモしておきましょう!
続いてThat(アクション)を作成します。
Thatをクリックすると以下のような検索窓が出てくると思いますので、docsと入力し、検索結果のGoogle Docsを選択してください。
※初めてGoogle Docsを使用するときは、一度認証をする必要があるため、ポップアップウィンドウでConnectをクリックし、認証の設定をしましょう。
Create a document(テキストファイルを通知毎に作成する)を選択。
File name、Content、Box folder pathを入力し、Create actionをクリック。
- Document name
- Content
- Drive folder path
- :テキストファイル名
- :出力される内容のフォーマット( <br>で改行可能)
- :テキストファイルが配置されているフォルダのパス(存在しない場合は、新たに作成される)
分かりやすいようにタイトルを編集し、Finishをクリック。
遷移先の画面でアプレットがConnectedになっていれば、IFTTT側の設定は完了です。
3.スクリプト/コンフファイルの設定
IFTTT連携スクリプト(Linux用)を管理対象ノードに配置します。
ifttt_webhooks_trigger.tar.gzを展開し、展開されたIFTTTディレクトリを任意の場所に配置してください。以下はtmp配下で展開したものとして手順を記載します。
1 |
(root)# tar gz ifttt_webhooks_trigger.tar.gz |
次に、コピー先ディレクトリを作成します。
1 |
(root) # cp -Rp /tmp/ifttt_webhooks_trigger /opt |
ファイルの権限を変更します。
1 |
(root) # chmod +x /opt/ifttt_webhooks_trigger/ifttt_trigger_1.0.0.sh |
最後に、ifttt_conf.cfgファイルを書き換えます。
“EVENT_NAME”と”KEY”に作成したアプレットのイベント名とキー値を指定してください。
以上でスクリプト/コンフファイルの設定は完了です。
4.Hinemos側の設定
Hinemosクライアントから必要な設定を作成しましょう。
今回は、対象のメモリ使用率を監視し、結果をGoogle Docsにテキスト形式で保存しようと思います。
コマンド通知を設定します。
今回コマンド通知で実行するコマンドは以下のとおりです。
/opt/ifttt_webhooks_trigger/ifttt_trigger_1.0.0.sh “#[MESSAGE]” “#[FACILITY_ID]”
※監視結果のメッセージと、監視対象のファシリティIDを出力する想定です
監視履歴パースペクティブでも監視結果を確認できるようイベント通知も忘れずに設定します。
監視設定を有効にします。
後は監視結果が出力されるのを待つだけです!
監視結果:
Google Docsの画面:
指定したディレクトリ配下にテキストファイルが作成され、無事に監視結果が出力されました!
以上、IFTTT連携ソリューションを使用しHinemosの監視結果をGoogle Docsのドキュメントへ出力する方法のご紹介でした。
5.最後に
冒頭でもお伝えしましたが、IFTTT連携ソリューションは、Githubから無料で公開しております。ぜひ、お試しください。
URL:https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution
ツールの概要を載せたリーフレットと、詳細な仕様方法等を記載したマニュアルも併せてご覧ください。
マニュアル:https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/tree/master/manual
リーフレット:https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/tree/master/brochure
また、本ソリューションへに対する御意見・御感想などがございましたら、以下ページにてお寄せ下さい。
URL:https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/issues
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