【Hinemos×IFTTT】SMSで監視結果を出力【IFTTT連携ソリューション】
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こんにちは。
本日、弊社より『IFTTT連携ソリューション』がリリースされました。
リリースに伴い、『IFTTT連携ソリューション』の使用例を、
こちらの「Hinemos研究日記」に随時 公開していく予定です!
こちらの記事では、LINEにHinemosの通知を出力する方法をご紹介いたしましたが、
LINEを使いたくない、という方向けにSMSで携帯に通知を送る方法をご紹介いたします。
※注意事項
IFTTTのSMSサービスの都合上、受信できるメッセージに制限がございます。
アメリカ、及びカナダ以外(例えば日本)の場合、最大10通/月までとなります。
そんなんじゃ使いものにならないよ!と思う方がいらっしゃると思いますが、ご心配なく。
Nextplusというアメリカの人気メッセンジャー&電話アプリを使用することにより、
上限10通を超えてメッセージを受信することが可能です。以下、Nextplusのセットアップ手順です。
※既にNextplusをインストール済みの方は、読み飛ばしてしまっても大丈夫です。
1.NextPlusのインストール
まずはNextPlusを入手してください。
iPhone版/Android版どちらも無料で利用可能です。
・iPhone版
https://itunes.apple.com/jp/app/nextplus-private-phone-number/id920869470?mt=8&uo=4
・Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=me.nextplus.smsfreetext.phonecalls
インストールが完了しましたら、アプリを起動します。
初回の起動時には以下の画面が表示されますので、左下の「SIGN UP」をタップします。
ユーザー名(Username)とパスワード(Password)を入力し、「Sign Up」ボタンをタップします。
電話番号のエリアコード(市外局番)を選択します。
以下の画面が表示されたら、アメリカの電話番号の取得成功です!
Nextplusでアメリカの電話番号が取得できたら、IFTTT側の設定を行います。
2.『IFTTT連携ソリューション』パッケージの入手
Gitの下記ページへアクセスし、「ダウンロード」からご利用環境にあったパッケージを入手してください。
https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/releases/tag/1.0.0
今回はLinux用の「ifttt_webhooks_trigger.tar.gz」を利用しています。
ご利用環境への配置方法、手順につきましては「4.スクリプト/コンフファイル」のセクションをご確認ください。
また、設定下記URLより入手いただけるマニュアルにも記載しております。
https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/tree/master/manual
3.IFTTTでアプレットを作成する
まず、https://ifttt.com/にアクセスしサインインします。
サインイン後、”New Applet”を選択します。
“this”をクリックし、トリガーとなるサービスの検索画面に進みます。
“Webhooks”と入力し、出てきたサービスを選択します。
サービス内のトリガーを選択します。(今回選択できるのは一種類のみですね)
“Event Name”に任意のイベント名を入力します。こちらは後ほど使用いたしますので、どこかにメモしておいてください。
トリガーの作成は以上です。
続いて”that”をクリックし、アクションとなるサービスの検索画面に進みます。
“SMS”と入力し、出てきたサービス一覧からSMSを選択します。
「Connect」ボタンをクリックすると、電話番号入力欄が表示されます。
Nextplusで取得したアメリカの電話番号を入力し、「Send PIN」ボタンを押します。
SMSにて4文字のPINコードが送られてきますので、そちらを入力します。
「Connect」を押すとIFTTTのSMS連携が利用可能となります。
IFTTTの設定画面に戻り、”Send me an SMS”というアクションを選択します。
SMS通知の際のメッセージを設定します。
※Ingredientに{{OcurredAt}}を追加すると、通知が行われた時間をメッセージに含むことが可能です。
設定が終わりましたら”Crate action”をクリックします。
アプレットのタイトル(説明)を記入し、”Finish”をクリックします。
4.スクリプト/コンフファイルの配置
IFTTT連携スクリプト(Linux用)を管理対象ノードに配置します。
ifttt_webhooks_trigger.tar.gzを展開し、展開されたIFTTTディレクトリを任意の場所に配置してください。以下はtmp配下で展開したものとして手順を記載します。
1 |
(root)# tar gz ifttt_webhooks_trigger.tar.gz |
次に、コピー先ディレクトリを作成します。
1 |
(root) # cp -Rp /tmp/ifttt_webhooks_trigger /opt |
ファイルの権限を変更します。
1 |
(root) # chmod +x /opt/ifttt_webhooks_trigger/ifttt_trigger_1.0.0.sh |
最後に、ifttt_conf.cfgファイルを書き換えます。
“EVENT_NAME”と”KEY”に作成したアプレットのイベント名とキー値を指定してください。
以上でスクリプト/コンフファイルの設定は完了です
5.Hinemos側の設定
Hinemosクライアントから必要な設定を作成します。
※こちらの記事と内容がほぼ同じのため、割愛いたします。
監視結果:
無事に監視結果が携帯に届きました!
以上、簡単でしたがHinemos×IFTTTとSMSの連携方法のご紹介でした。
6.最後に
冒頭でもお伝えしましたが、IFTTT連携ソリューションは、Githubから無料で公開しております。ぜひ、お試しください。
URL:https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution
ツールの概要を載せたリーフレットと細かい使い方を記載したマニュアルもGitから公開しておりますので併せてご覧ください。
マニュアル:https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/tree/master/manual
リーフレット:https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/tree/master/brochure
また、本ソリューションへに対する御意見・御感想などがございましたら、以下ページにてお寄せ下さい。
URL:https://github.com/hinemos-nb/ifttt_integration_solution/issues