某大手通信キャリア Linux-HA
案件
顧客業種:某大手通信キャリア クラウド基盤運用部門 導入規模:中・小規模
Linux-HA導入の背景
お客様はデータセンター・ハウジングサービスを提供しており、ハウジングサービスの監視運用にLinuxを用いたインフラ基盤(DNS/メールサーバ)を使用。
そのインフラ基盤の更改にあたり冗長化というキーワードでご相談を受けました。
更改対象システムは、商用環境(ハウジングサービス)の監視を支えるインフラという特性上、保守サービスが手厚く営業日ベースにて 初期回答に8時間以内で対応可能なLINBITクラスタスタック・ サポート:ゴールドの提案させて頂き、導入に至ります。
※LINBITクラスタスタック・サポートについては、リンク先を参照。
導入の範囲
本事例で構築したサーバは以下の3サーバ。
- DNSサーバ(更改)
- メールサーバ(更改)
- メーリングリストサーバ(新規)
それぞれのサーバをLinux-HAで冗長化したため、計6台のサーバ構築となります。
LINBITクラスタスタック・サポートには、共有ディスクを構築可能なDRDBも保守サービス対象に含まれますが、要件において共有ディスク機能は不要であったため、冗長化機能(Pacemaker、Heartbeat)のみの導入となりました。
※単機能化による障害ポイントの削減。保守性の向上を考慮。
構築〜運用フェーズ
冗長化機能に関して、お客様運用部隊で実運用を想定した受け入れ準備/テストを実施して頂く事で
導入後のシステムの操作について十分にご理解頂いた状態で運用フェーズに入る事が出来きました。
運用後トラブルに関するお問い合わせがなく、本システムについて 好評を頂いています。