株式会社アトミテックは、委託先リスク管理ツール「VendorTrustLink(ベンダートラストリンク)」に新たなAI機能を搭載する予定です。開発は2025年度内の完了を目指しています。
この機能では、委託先から提出されたチェックシートの回答をAIが分析・評価することで、担当者がリスクの有無をより迅速かつ正確に把握できるようになります。
■AI新機能の概要
現在開発を進めているAI機能では、以下の業務支援が可能となります。
➀チェックシート回答への総合的なリスク評価:
回答内容をAIが分析し、全体を俯瞰した評価を提示します。
➁優良点/リスクが高い点を抽出してコメント:
AIが回答の中から注目すべき点を抽出し、改善点や注意点を明確化します。
③自由記述回答の分析:
自由記述の回答を読み取り、要点を整理して評価します。
※掲載画像はイメージです。実際の画面とは異なる場合があります。
■AI機能搭載の背景と効果
委託先・取引先のリスク管理は企業にとって不可欠ですが、チェックシートの回答確認には多大な時間と労力がかかります。さらに、評価は担当者の経験に依存し、属人化しやすいという課題がありました。
今回搭載するAI機能は、
-
回答全体の総合リスク評価
-
優良点やリスク点の自動抽出
-
自由記述回答の分析
という三つの視点で評価を支援します。
これらにより、確認作業の負担や判断のばらつきを減らし、担当者が重要なリスクの把握と対応に集中できるようになります。
■今後について
アトミテックはこれからも「VendorTrustLink」による委託先リスク管理の効率化を進めていきます。今回のAI機能はその取り組みの一つであり、皆さまの業務負担を減らし、安心して利用いただける機能拡充を続けてまいります。
■「委託先リスク管理の実態調査 (2025年度版)」を無料公開中
現在、委託先リスク管理担当者300名を対象にしたアンケート結果を無料公開しています。他社がどのように委託先管理を行っているのか、どのような課題を抱えているのかといった実態を知ることで、自社の管理体制の見直しにご活用いただけます。どうぞご活用ください。