Hinemosノードディスカバリツール

HinemosのWebServiceAPIを使用して、指定したネットワーク内のノードを自動的にHinemosのリポジトリへ登録するツールです。

弊社ではこの度、HinemosのWebServiceAPIを使用して、指定したネットワーク内のノードを自動的にHinemosのリポジトリへ 登録するツールを開発致しました。このツールを使用することで、大量のノードをHinemosのリポジトリへ登録する際の手間を大幅に軽減することができ ます。

ツール実行中の様子

ツールを実行している様子を、下図に示します。

ツールの仕様

ツールの仕様は、以下のとおりです。

・引数で指定した ネットワーク内の全てのIPv4アドレス(ただし、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除く)に対して、順にsnmpリクエストを投げて到 達可能性を調べ、その後、到達可能なホストについて、HinemosWSのFindBySNMP機能を使用して情報を取得し、不足する情報を加えた上で、 HinemosWS経由でノードを自動登録する。

・登録する際のファシリティID、ファシリティ名には、FindBySNMPで取得したホスト名をそのまま使用する。

・既に登録済みのファシリティIDを登録しようとした場合は、「ノードが既に存在する」旨のエラーを出力し、登録に失敗する(上書き登録しない)。

・引数で指定するネットワークは、”xxx.xxx.xxx.xxx/xxx.xxx.xxx.xxx”形式(4オクテットのマスク)、又は”xxx.xxx.xxx.xxx/nn”(CIDR表記)の形式のどちらでも可能。

・ Hinemosマネージャのホスト名、Hinemos接続ユーザーID、パスワード、SNMPコミュニティ名、SNMPポート番号、SNMPタイムアウト をコマンドラインオプションとして指定可能。ただし、SNMPバージョンについては”2c”固定(HinemosのFindBySNMP機能がこのバー ジョンにのみ対応しているため)。

・ツールは、Hinemosマネージャではない別ホスト上からでも実行可能。ただし、マネージャホスト名のオプションを省略した場合は、ローカルホストのマネージャへ接続を試みる。

・コマンドを実行すると、”IPアドレス – 結果”が一覧表示される。”結果”には、登録成功、既に登録済みにつき登録失敗、その他エラーなどの情報を表示する。

ツールの頒布等の詳細については、お手数ですが「sales@atomitech.jp」までお問い合わせください。