委託先リスク管理の重要性

1. 外部委託のメリット

近年、事業の複雑化により、企業が自社のみで完結できる製品・サービスは少なくなっています。より専門性の高い外部の企業に業務を委託することで、自社で賄うよりもコストを削減できたり、コア業務に集中できるといったメリットがあるため、多くの企業が外部委託先を活用しています。

一方で、外部の企業に業務を委託することは、様々なリスクをはらみます。下記は外部委託におけるリスクの一例です。

 

2. リスクの例

〇情報セキュリティリスク

・委託先に預けた個人情報や機密情報が漏えいしてしまった

・委託先を経由してサイバー攻撃を受けた

 

〇コンプライアンスリスク

・委託先に反社会的勢力とのつながりがあった

・委託先で長時間労働や賃金未払い等の法令違反があった

 

〇品質リスク

・委託先からの納品が遅れ、自社製品の提供にも遅れが生じた

・委託先からの納品物に不備があり自社の製品を回収することになった

・委託先のシステムトラブルにより自社の業務が中断した

 

3. リスク管理対策が重要

これらは委託先側で発生した問題といえど、自社が事前の確認や対策を何も講じていなかったとすれば、自社の社会的な信用も低下する恐れがあります。そのため、契約前はもちろんのこと、契約後も定期的にチェックシートでのヒアリングを行うなど、委託先のリスク管理を徹底していくことが求められます。

 

弊社では、委託先リスク管理として企業が行うべきことをまとめた「委託先リスク管理ガイド」を公開しております。リスク管理の必要性は認識しつつも、実際に対策を打てていなかったり、これまでのやり方を踏襲してしまっているという方は、ぜひご参考ください。

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