HinemosエージェントのINTERNALイベントをsyslog送信する方法

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■はじめに

INTERNALイベントを監視履歴[イベント]へ出力だけでなく、syslogへ送信できることを知っていますか。

意外と知られていないので、

今回は、HinemosエージェントのINTERNALイベントをsyslog送信する方法をご紹介します。

INTERNALイベントは以下の2つがありますが、本記事ではHinemosエージェントのINTERNALイベントをsyslog送信する方法を説明いたします。

  • HinemosマネージャのINTERNALイベント
    ・監視履歴[イベント]ビューに出力する
    ・syslog送信する
    ・コマンドを実行する
    ・ファイルに出力する
    ・ジョブ連携メッセージで送信する
  • HinemosエージェントのINTERNALイベント
    ・監視履歴[イベント]ビューに出力する
    ・syslog送信する

 

1.HinemosエージェントのINTERNALが監視履歴[イベント]に出力されるかの確認

まず最初に、HinemosエージェントのINTERNALが監視履歴[イベント]に出力されるか確認します。

メンテナンス[Hinemosプロパティ]ビューにて、以下のプロパティを設定します。

 

監視履歴[イベント]にHinemosエージェントのINTERNALイベントを出力させます。
今回はログファイル監視で監視しているファイル数が最大数を超えた場合に出力されるINTERNALイベントを出力しています。

これで、監視履歴[イベント]にHinemosエージェントのINTERNALイベントが出力されていることを確認できました。

 

 2.HinemosエージェントのINTERNALイベントをsyslogで送信

次に、HinemosエージェントのINTERNALイベントをsyslogで送信します。

メンテナンス[Hinemosプロパティ]ビューにて、HinemosエージェントのINTERNALイベントをsyslog送信するようにプロパティを設定します。

Hinemosプロパティに、下記の「internal.syslog.target.agent」をtrueに、「internal.syslog.target.agent.priority」をinfoにして追加します。

 

下記のプロパティをsyslogメッセージの送信先の環境に合わせて設定してください。


実際にsyslogメッセージが送信されているか確認してみましょう。

syslogメッセージの送信先で以下のコマンドを実行し、HinemosエージェントのINTERNALイベントが受信できているか確認してみましょう。

実際に送信されていることを確認できました。

 

■おわりに

この記事では、HinemosエージェントのINTERNALイベントをsyslog送信する方法について、紹介しました。ご参考になれば幸いです。

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