【Hinemos6.0】DBの再構成
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今回は、”hinemos_cluster_db.sh”についてご紹介いたします。
“hinemos_cluster_db.sh”は、DBの再構成を行ってくれるスクリプトです。
具体的には、Hinemosの内部DBに割り当てられている不要領域の回収や、データファイル断片化の解消等の処理を行っており、
Hinemosの性能を長期間維持するためには大事なスクリプトとなってます。
また、Hinemos ver.5.0までは、Hinemosマネージャを停止させたうえで実行させる必要がありましたが、
ver.6.0からは起動したままでも実行できようになり、かなり使いやすくなりました。
なお、こちらのスクリプト、“-c”オプションや“-F”オプションを指定することができますが、
その際はHinemosマネージャを停止する必要がございますので、ご注意ください。
“-c”オプションの場合は、CLUSTERで、
“-F”オプションの場合は、VACUUUM FULLでDBの再構成が行われます。
(“-r”オプションは無指定の場合と同じ動作になります。)
基本的に、DBの再構成を行うにはオプション無指定で問題ないです。
ただ、ディスク容量が不足している場合には、VACUUM FULLを指定するとよいです。
DBを再構成する際、一時的にテーブルをコピーする用のディスク容量が必要となりますが、
VACUUM FULLではあまりディスク容量を必要としません。