HinemosのDB内部のテーブルサイズを確認する

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Hinemosの内部DBの肥大化は、Hinemosマネージャの性能劣化につながります。
Hinemosでは履歴情報削除機能によって、定期的に蓄積されたレコードを削除してくれますので、
より良い性能で、長く動作してくれるよう、レコードの生成量に合わせて削除量を適切に調整したいですね。

今回は、レコードが溜まりやすいテーブル限定ですが、
DBのテーブル上へ蓄積されたレコード件数やサイズを確認する方法をご紹介します。

※Hinemosのバージョンによって確認方法が異なるのでご注意ください!

確認方法

①ver 7.0/ver 6.x系

Hinemosのメンテナンス[Hinemosプロパティ]ビューに、DBのテーブルサイズをセルフチェックする項目があるので確認しましょう。

既定値は以下の通りですが、変更したい場合は値(log.cc_event_log:5120:MBYTE,log.cc_calculated_data:20480:MBYTE,log.cc_job_session:100000:COUNT)
のテーブル名は変えずに数値だけ変更します。

 対象プロパティ:

selfcheck.monitoring.table.size.list


 値 :

log.cc_event_log:5120:MBYTE,log.cc_calculated_data:20480:MBYTE,log.cc_job_session:100000:COUNT

 

②ver 4.1/ver5.0

ver5.0以前は、DBやサーバ環境上の情報をまとめて出力する
“hinemos_manager_summary.sh”を使用して確認ができます。
こちらのシェルスクリプトを使って確認していきたいと思います。

まず、サーバ上で下記コマンドを実行します。

/opt/hinemos/sbin/mng/hinemos_manager_summary.sh -v

ver.4.1では約130行目以降、ver.5.0では約160行目以降にレコード数とテーブルサイズが出力されますので、こちらを確認します

★ver.4.1

★ver.5.0

上記の”relname”は、履歴情報や性能情報が格納されたテーブル名を表しており、
“reltuples”は、そのテーブルのレコード数、
“pg_relation_size”は、そのテーブルのサイズ(byte単位)を表しています。

また、各テーブル名は、それぞれ以下を表しています。

cc_calculated_data :収集した性能情報
cc_crun_session :一括制御機能の実行履歴
cc_crun_session_detail :一括制御機能の実行履歴詳細
cc_event_log :イベント通知情報
cc_job_session :ジョブ機能のセッション情報
cc_job_session_job :ジョブ機能のセッションジョブ情報
cc_job_session_node :ジョブ機能のセッションノード情報

これらの情報を確認することで、あくまで概算レベルですが、
現時点でのDB内部のデータ量を見ることができます。
機会があれば、ご確認ください。

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