【Hinemos】コマンドジョブのファイル出力について

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■はじめに

こんにちは!

コマンドジョブのファイル出力について解説したいと思います。

■ファイル出力について

今回ご紹介する「ファイル出力」は、
コマンドジョブでの標準出力結果や、標準エラー出力結果を任意のファイルに出力することができる機能です。

コマンドジョブに関して詳しい説明は以下をご覧ください。

【Hinemos ジョブ機能】コマンドジョブの使い方と具体例

■ファイル出力を使ってみた

1. 使用環境

今回使用した環境については以下の通りです。

  • OS:RHEL 8
  • Hinemos ver.7.1.0 (マネージャ・Webクライアント・エージェント)

2. 標準出力

まず、標準出力結果をファイルに出力してみます。

Hinemosクライアント画面から、ジョブ設定パースペクティブを開き、
ジョブ設定[一覧]ビューからジョブユニット、続いてコマンドジョブを作成します。
コマンドジョブの設定内容は以下の画面の通りです。

CommandJob

次にファイル出力のタブを開き、
標準出力をファイルに出力するにチェックを入れて、
出力先の設定をします。

FileOutputSettings

ジョブを登録して実行し、メッセージを確認します。

FileOutputExecute

FileOutputMessage

TeraTermでファイルが出力されているか、出力内容は正しいかを確認します。

FileOutputCheck

ファイル出力できていることが分かりました。

3. 標準エラー出力

次に、標準エラー出力をファイルに出力してみます。

コマンドジョブを追加で作成します。
コマンドジョブの設定内容は以下の画面の通りです。(起動コマンドをechoからechにしてあります)

CommandJobError

次にファイル出力のタブを開き、
標準エラー出力をファイルに出力するにチェックを入れて、
出力先の設定をします。

ErrorOutputSettings

ジョブを登録して実行し、メッセージを確認します。

ErrorOutputExecute

ErrorOutputMessage

TeraTermでファイルが出力されているか、出力内容は正しいかを確認します。

ErrorOutputCheck

ファイル出力できていることが分かりました。

■おわりに

簡単ではありますが、コマンドジョブのファイル出力のご紹介をいたしました。

この内容が、皆様の業務やプロジェクトに少しでも役立てば幸いです。

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