【Hinemos】サービス・ポート監視のご紹介
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■はじめに
こんにちは。
今回、この記事ではサービス・ポート監視についてご紹介します。
1.サービス・ポート監視とは
サービス・ポート監視とは、
監視対象ノードでサービスが正しく稼働しているかを監視し、応答有無や応答時間より結果を通知する機能です。
サービス・ポート監視に対応しているプロトコルは、
TCP、FTP、SMTP(S)、POP3(S)、IMAP(S)、NTP、DNSです。
重要度判定の仕方は以下になります。
TCP接続の場合:コネクション確立に要した時間で重要度を判定
TCP接続以外の場合:サービスプロトコルの応答時間から重要度を判定
2.設定と監視結果
●前提条件
設定するために必要な前提条件はありません。
動作するために必要な条件は、
監視対象ノードがマネージャサーバからの監視対象ポートに対する通信に応答できる必要があります。
●設定
今回はHinemosマネージャサーバのSSHサービスを監視する設定を作成しました。
Hinemosではジョブ機能のファイル転送ジョブや環境構築機能において、管理対象ノード間の通信の際に使用しています。
設定したマネージャサーバ情報は以下になります。
OS:RHEL 8
Hinemos ver.7.0.1
監視設定は以下のように、SSH通信で利用するポートとして22ポートを監視します。
※TCP以外のプロトコルを監視する場合は、
[チェック設定]の[サービスプロトコル]を選択しプルダウンで選択します。
●正常時の実行結果(サービス起動時)
正常時であるサービス起動時の監視結果です。
●異常時の実行結果(サービス停止時)
今度はサービスを停止した際の監視結果です。
以下のようにサービスを停止します。
1 2 |
[root@nodeA ~]# service sshd stop Redirecting to /bin/systemctl stop sshd.service |
監視結果は以下になります。
■おわりに
この記事ではサービス・ポート監視について紹介しました。
ご覧いただきありがとうございました。