コマンド通知のご紹介

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この記事は2年以上前に書かれたものです。情報が古い可能性があります。

こんにちは!

今回はコマンド通知についてご紹介いたします。

コマンド通知とは、各監視機能の監視結果やジョブの実行結果を、 Hinemosマネージャ上で指定したコマンドの実行をもって通知する機能です。このコマンドには、Hinemosマネージャサーバ上で動作可能なコマンドやシェルスクリプトを指定できます。

今回の記事では、基本的な使い方に焦点を当てて見ていきましょう。

 

1.  コマンド通知の設定

 Hinemosマネージャサーバ上に任意のファイルを作成し、そこにジョブや監視の履歴を出力するケースを見てみましょう。

 まず、Hinemosマネージャサーバ上で、コマンド通知結果出力先のファイルを作成します。ファイル名は任意です。

 次に、Hinemosクライアントの画面から監視設定パースペクティブを開きます。

 ここで監視設定[通知]ビューからコマンド通知の設定を新規作成します。

 通知(コマンド)[作成・変更]ダイアログを開き、以下の通り設定を行います。

 上記のコマンドを入力することで、これから実行するジョブや監視の履歴を先ほど作成したファイルに出力できるようになります。

 

2. 監視・ジョブ設定の作成

 コマンド通知を発生させるために、ジョブ設定パースペクティブのジョブ設定[一覧]ビューから簡単なジョブを登録しておきます。

 (通知が発生すればよいため、任意の内容の監視、ジョブで問題ございません。)

 「通知先の指定」タブで、先ほど作成したコマンド通知設定を選択するのをお忘れなく!

 

 

3. コマンド通知の確認

 2.で作成したジョブを実行します。

 1.で作成したHinemosマネージャサーバ上のファイルの中身を確認します。

 ファイルにコマンド通知(CMD_TEST_notify)が出力されていることが確認できました。

 

以上、コマンド通知の基本的な使い方のご紹介でした。

今回ご紹介したケースはコマンド通知の初歩的な利用方法でしたが、指定したコマンドを通じて他システム・他製品と連携したり、Hinemosの既存の通知機能にはないプロトコルを使用してユーザに通知ができるなど、工夫次第で柔軟な使い方が可能です!

Hinemosインシデントダッシュボードなど、他ツールとの連携の具体例は研究日記の他の記事で紹介されています。よろしければそちらもご覧ください。

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