【Hinemos】エージェントアップデート機能を利用してHinemosエージェントをマイナーバージョンアップしてみた

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■はじめに

こんにちは!

今回、この記事ではエージェントアップデート機能の概要と、その活用例としてHinemosエージェントをマイナーバージョンアップする方法についてご説明します。

■エージェントアップデートとは

エージェントアップデートとは、

HinemosエージェントのライブラリファイルをHinemosマネージャからリモートでアップデートする機能です。

主にHinemosエージェントのマイナーバージョンアップやパッチ適用の際に使用します。 

■実際にエージェントアップデート機能を使ってみる

では実際に、エージェントアップデート機能を用いてHinemosエージェントのマイナーバージョンアップを行ってみます。

●前提

Hinemosマネージャのバージョンをマイナーバージョンアップ先のバージョンにする必要があります。

今回は、Hinemosエージェントのバージョンをver.7.1.0からver.7.1.1へマイナーバージョンアップします。

これに伴い、Hinemosマネージャのバージョンをver.7.1.1とします。

●実行環境

サーバA (OS:Red Hat Enterprise Linux 9)

・Hinemosマネージャ ver.7.1.1

・HinemosWebクライアント ver.7.1.1

サーバ B (OS:Red Hat Enterprise Linux 9)

・Hinemosエージェント ver.7.1.0

●事前準備

HinemosマネージャがインストールされているサーバAで、以下に最新のライブラリファイルが配置されていることを確認します。

今回のエージェントアップデートに使用するライブラリファイルおよびMD5値は以下の通りです。

 エージェントアップデート元資材_md5

●手順

1.サーバBをリポジトリ登録後、リポジトリ[エージェント]ビューを開き、アップデート列が「未」になっていることを確認します。 

アップデート_未

2.アップデートしたいエージェントを選択し、『モジュールアップデート』ボタンをクリックします。

モジュールアップデートボタン

3.確認ダイアログで『OK』ボタンをクリックします。

モジュールアップデート_確認ダイアログ

4.リポジトリ[エージェント]ビューで、『更新』ボタンを定期的にクリックします。

更新ボタン

5.エージェントアップデートが完了するとアップデート列が「済」に更新されます。

アップデート_済

以上でHinemosエージェントのマイナーバージョンアップが完了しました。

●アップデートされたライブラリファイルを確認

アップデートされたライブラリファイルは以下に配置されています。

エージェントアップデート前後のHinemosエージェントのライブラリファイルのMD5値を確認してみます。

エージェントアップデート前のライブラリファイルのMD5値は以下の通りです。

エージェントアップデート先資材_md5(アップデート前)

そして、エージェントアップデート後のライブラリファイルのMD5値は以下の通りです。

エージェントアップデート先資材_md5(アップデート後)

MD5値を確認した結果、Hinemosマネージャに配置した最新のライブラリファイルによって、

Hinemosエージェントのライブラリファイルがアップデートされていることが確認できました。

■おわりに

この記事ではエージェントアップデート機能の概要と、その活用例としてHinemosエージェントをマイナーバージョンアップする方法についてご紹介しました。

Hinemosの運用にあたって、お役に立てれば幸いです。

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