【Hinemos】Windows版Hinemosエージェント起動ユーザを変更する方法
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■はじめに
今回この記事では、Windows版Hinemosエージェントの起動ユーザを変更する方法をご紹介します。
アクセス制御のために特定ユーザでサービス起動するようにしたい、といった場合にご活用ください。
1.デフォルトの設定
Hinemosエージェントでのデフォルトの起動ユーザはOSごとに以下のようになっています。
・Windows:”LocalSystem”ユーザ
●起動ユーザの確認方法
現在のエージェント起動ユーザにつきまして、以下の手順で確認することができます。
1:「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」→「サービス」 からHinemos エージェントのサービス(Hinemos_7.1_Agent)を探す
2:ログオン欄を確認する
2.起動ユーザの変更方法
1:「サービス」 からHinemos エージェントのサービス(Hinemos_7.1_Agent)を選択しプロパティを開く
2:ログオンタグを開く
3:アカウントとパスワードを入力し、起動ユーザを設定する
●注意点
上記手順に記載の通り、サービス起動ユーザをLocal System以外のユーザに設定する場合、ユーザ名とパスワードが必要になります。
そのため、OSのユーザアカウントのパスワードを変更した場合は、 サービス起動ユーザのパスワード変更も忘れずに変更してください。
●エージェント起動ユーザが影響するHinemosの機能
エージェント起動ユーザを変更した場合、以下の機能に影響がある場合がございます。
・ログファイル監視
-エージェント起動ユーザが監視対象のファイルにアクセスできる必要がある
・カスタム監視
-設定に「実効ユーザ」を設定する項目がある※
-ユーザ毎に環境変数が異なる場合や、実行可能なコマンドに差異がある場合には、コマンドの実行結果が変化する可能性がある
・ジョブ機能
-設定に「実効ユーザ」を設定する項目がある※
-ユーザ毎に環境変数が異なる場合や、実行可能なコマンドに差異がある場合には、コマンドの実行結果が変化する可能性がある
※Windows版Hinemosエージェントではジョブ、カスタム監視の実効ユーザをエージェント起動ユーザと一致させる必要がございます。
■おわりに
この記事ではWindows版Hinemosエージェントの起動ユーザを変更する方法についてご紹介いたしました。
皆様がHinemosをご利用の際にお役に立てましたら幸いです。