【Hinemos】レポート作成からファイル名カスタマイズまで

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■はじめに

こんにちは!この記事ではHinemosでレポートを作成し、そのファイル名をカスタマイズする方法についてご紹介します。
レポート作成からファイル名の指定まで、一連の流れをまとめていますので、ぜひ運用にお役立てください。

■Hinemosレポーティング機能とは

まず、Hinemosレポーティング機能について簡単にご説明します。
Hinemosレポーティングは、Hinemosのエンタープライズ機能に含まれるサブ機能の一つです。
Hinemosに蓄積された各種履歴情報(性能情報、監視情報、ジョブ情報)をもとにレポートを作成できます。
エンタープライズ機能を有効化することで、このレポーティング機能を利用できます。

■レポート出力手順

1.テンプレートセットを作成する

「レポーティング」パースペクティブのレポーティング[テンプレートセット]ビューで、必要な情報を選択してテンプレートセット設定を作成します。
ここでは、Hinemosに初期設定で登録されているtemplate_sampleを使用します。

テンプレートセット

2.レポート作成スケジュール設定を作成する

「レポーティング」パースペクティブのレポーティング[スケジュール]ビューでレポート作成スケジュール設定を作成します。
「テンプレートセットID」の欄に先ほど作成したテンプレートセットを選択します。

 レポート作成スケジュール設定

3.レポートのファイル名を変更する

出力されるレポートファイル名は、デフォルトで以下の書式になっています。
・hinemos_report_【スケジュールID】_YYYYMMDDhhmmss.pdf
このうち、「hinemos_report」の部分を変更するには、「メンテナンス」パースペクティブのメンテナンス[Hinemosプロパティ]ビューにある、reporting.filenameの値を変更します。
デフォルトではhinemos_reportとなっているため、今回はreporting_test_nisshiに変更します。

Hinemosプロパティ

4.レポートを出力する

手順2で作成したレポート作成スケジュール設定を実行することで、即座にレポートが出力されます。

 スケジュール実行

ファイル名が「reporting_test_nisshi_test1_YYYYMMDDhhmmss.pdf」となっていることが確認できました。「reporting.filename」の値が、ファイル名の先頭部分に反映されているのが分かります。

ファイル出力

■おわりに

この記事では、Hinemosでレポートを作成する手順と、出力されるファイル名を変更する方法をご紹介しました。
ぜひ、これからのHinemos運用にお役立てください。

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