Hinemos ver.7.0.0/Hinemosメッセージフィルタが公開されました!

投稿日: / 更新日:

この記事は2年以上前に書かれたものです。情報が古い可能性があります。

こんにちは。2022年3月1日より、Hinemos ver7.0.0がリリースされました。
前回のメジャーバージョンのリリースは2019年4月1日のHinemos ver.6.2.0のため、約3年ぶりの大きなアップデートになります。
本記事ではHinemos ver.7.0で追加された新機能「Hinemosメッセージフィルタ」を紹介します。

Hinemosメッセージフィルタ

Hinemosメッセージフィルタでは、ルールエンジンを活用し、シンプルなフィルタ条件で監視やジョブの実行結果のフィルタリングが可能です。
主な特徴は「不要な情報の抑制」「関連メッセージの集約」となっており、運用現場で大量に発生するメッセージを減らし、本質的なイベント対処に注力することができます。

 

ルールエンジンは「Drools」を採用し、文法は、DRL (DROOLS RULELANGUAGE) ルール言語に従います。
When/Thenで定義するルールを記載することでHinemosメッセージフィルタが適切に判断します。

Droolsが提供するCEP機能をそのまま使用できるので、複合イベント処理により、イベント間の関係性をWhenの条件に記載することができます。
また、フィルタ処理ではHinemosの保持するリポジトリ情報をルールの条件内で参照しそのままWhenに利用、その後のアクション(Then)でHinemosの各種操作が直接可能です。

 

〇不要な情報の抑制

スイッチ、NICの故障など、NW障害などにおいて大量に発生する不要なメッセージを抑制し、必要なメッセージのみを通知することができます。
流れる通知を減らすことで本質的なイベント対処にリソースを注力することが可能です。

 

〇関連メッセージの集約

定期的に発生するメッセージや、単一の事象を原因として繰り返し発生する同一のメッセージなどを、一つのメッセージとして情報を集約することが可能です。
毎時発生するジョブの終了イベントや、ディスクエラー通知などをまとめることができるので、必要な情報や状況を効率的に把握可能です。

 

メッセージフィルタについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

【Hinemos ver.7.0.0新機能】Hinemosメッセージフィルタ ver.1.0を構築してみた!

 

Hinemos ver.7.0では、他にもアプリケーション監視の課題を解決するSDML(Software Defined Monitoring and Logging)も追加されています。
今後も進化するHinemosにぜひご期待ください!

Hinemos導入はアトミテックにお任せください

見積もりを依頼する

最新情報発信中

Xやメルマガでも、Hinemosの保守、
開発、導入、構築やカスタマイズ等の
お役立ち情報を発信しています。
是非ご登録ください。