■はじめに
2026年4月22日にHinemos ver.7.2.0がリリースされてから、半年ほどが経ちました。
今回の記事では、Hinemos ver.7.2.0へのアップデートによって何が変わったのかを、改めてお伝えしたいと思います。
■変更点について
Hinemos ver.7.2.0では数多くの改善が行われていますが、本記事では特にメンテナンス機能に関する改善点を
ピックアップしてご紹介します。
1.Hinemosプロパティのフィルタに関して
以下に、Hinemosプロパティのキーでフィルタリングを行う手順について説明します。
1. メンテナンス[Hinemosプロパティ]ビュー左上のキー入力欄(※)に、フィルタ条件とする文字列を入力します。
※画像赤枠
![メンテナンス[Hinemosプロパティ]ビュー_検索欄](https://atomitech.jp/wp-content/uploads/2026/09/f020cd9eb711b8ef10ed27831022306c-3.png)
今回は試しにジョブ機能に関するHinemosプロパティ「scheduler.dbms.misfireThreshold」
(※Hinemosマネージャ再起動時に遡って実行されるジョブの有効期間[msec])を検索してみます。
![メンテナンス[Hinemosプロパティ]ビュー_フィルタ条件](https://atomitech.jp/wp-content/uploads/2026/09/0ba5ce338104e8363d538223d4f3f572-1.png)
キーはフルで入力する必要はなく、入力した文字列を含むHinemosプロパティが全て表示されます。
上記画像では「scheduler」とだけ入力し、該当の文字列を含むHinemosプロパティが全て表示されています。
今回検索しようとしていた「scheduler.dbms.misfireThreshold」は一番上にあることが確認できます。
なお、絞り込みを解除する場合は、キー入力欄の文字列を削除するだけで問題ありません。
2.カスタムトラップ監視の待ち受けプロトコル・ポートに関して
Hinemos ver.7.2.0では、メンテナンス機能において、カスタムトラップ監視に関するHinemosマネージャの
待ち受けプロトコル・ポートを変更する機能が追加されました。
カスタムトラップ監視に関するHinemosマネージャの待ち受けプロトコル・ポートについて設定されている
Hinemosプロパティ「monitor.customtrap.url」を、先ほど説明したフィルタ機能を用いて現在の値を
確認してみましょう。

プロトコルは”http”、ポートは”8082″になっていることが確認できます。
では実際に、新規に追加されたメンテナンス機能を用いて、カスタムトラップ監視に関するHinemosマネージャの
待ち受けプロトコル・ポートを変更してみましょう。
今回はプロトコルを”https”、ポートを”10000″に変更してみます。
実施手順は以下になります。
1. 以下のコマンドを実行し、Hinemosマネージャを停止します。
|
1 |
(root) #service hinemos_manager stop |
2. 以下のコマンドを実行し、PostgreSQLを起動します。
|
1 |
(root) # service hinemos_pg start |
3. 待ち受けプロトコル・ポート変更スクリプトを実行します。
|
1 |
(root) # /opt/hinemos/sbin/mng/hinemos_change_listen_port_and_protocol.sh --pt 10000 --ht https |
4. 以下のコマンドを実行し、PostgreSQLを停止します。
|
1 |
(root) # service hinemos_pg stop |
5. 以下のコマンドを実行し、Hinemosマネージャを起動します。
|
1 |
(root) #service hinemos_manager start |
再度Hinemosプロパティ「monitor.customtrap.url」を確認し、実際にカスタムトラップ監視に関する
Hinemosマネージャの待ち受けプロトコルが”https”、ポートが”10000″に変更されていることが確認できました。

lsof コマンドを実行し、設定変更後の受信用ポートが正常にバインドされていることも確認できました。

■終わりに
この記事ではHinemos ver.7.2.0へのアップデートによる、メンテナンス機能に関する変更点について
ご説明いたしました。
運用の参考になれば幸いです。
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