【Hinemos】リポジトリ機能のご紹介
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■はじめに
こんにちは。
今回の記事では、Hinemosのリポジトリ機能についてご紹介します。
リポジトリ機能のご紹介の前に、Hinemosを利用する上での用語について説明します。
・ノード:Hinemosの管理対象のサーバやネットワーク機器
・スコープ:用途やOS、システムなどのカテゴリに応じてまとめられたノードのグループ
・エージェント:管理対象ノードに導入するHinemosソフトウェア
■リポジトリ機能について
Hinemosで運用管理する管理対象には、コンピュータやネットワーク機器などがあります。
リポジトリとは、これらの管理対象の情報を登録・管理するデータベースです。
Hinemosではこのリポジトリに登録されている情報を利用し、監視やジョブなどの設定を行います。
リポジトリ機能は、リポジトリパースペクティブで操作を行います。
リポジトリパースペクティブは、6つのビューから構成されています。
① リポジトリ[ノード]ビュー
② リポジトリ[エージェント]ビュー
③ リポジトリ[構成情報取得]ビュー
④ リポジトリ[プロパティ]ビュー
⑤ リポジトリ[スコープ]ビュー
⑥ リポジトリ[割当てスコープ]ビュー
ここからは各ビューの概要についてご紹介いたします。
① リポジトリ[ノード]ビュー
ノードの一覧を表示するビューです。
ノードの登録や削除など、ノード情報に関する操作を行なうことができます。
ノードの登録方法については、こちらの記事をご参照ください。
【リポジトリにノードを登録する】
② リポジトリ[エージェント]ビュー
リポジトリ[ノード]ビューに表示されているノードのうち、Hinemosマネージャに接続しているHinemosエージェントの情報を表示するビューです。
エージェント一覧の確認、エージェントの再起動、エージェントのアップデートといった操作を行う事ができます。
③ リポジトリ[構成情報取得]ビュー
構成情報取得設定の一覧を表示するビューです。
構成情報取得設定の登録や削除など、構成情報取得設定に関する操作を行うことができます。
管理対象ノードのハードウェア情報やインストールされているパッケージ情報を定期的に取得し、取得された情報は
Hinemosのノード情報として、後述するリポジトリ[プロパティ]ビューから参照することができます。
構成情報管理機能の操作方法については、こちらの記事をご参照ください。
【構成情報管理機能を利用してみる】
④ リポジトリ[プロパティ]ビュー
登録した管理対象ノードの資産情報を表示するビューです。
リポジトリ[ノード]ビューで選択したノードの情報がこのビューに表示されます。
このビューでは参照のみ可能で、登録や編集操作は行えません。リポジトリ[ノード]ビューを用いて登録・編集します。
⑤ リポジトリ[スコープ]ビュー
登録されているスコープの一覧を表示するビューです。
スコープの登録や削除、ノードのスコープ割り当てなど、スコープに関する操作を行なうことができます。
作成したスコープの下にさらにスコープを作成し階層構造とすることや、ノードを複数のスコープに割り当てることも
可能です。
また、リポジトリ[ノード]ビューで登録したノードは、OSオーナー別スコープ、登録ノードすべて、OS別スコープに
デフォルトで割り当てられます。
⑥ リポジトリ[割当てスコープ]ビュー
ノードがどのスコープに割り当てられているのかを表示するビューです。
リポジトリ[ノード]ビューで選択したノードの、スコープ割り当て状況が表示されます。
複数のスコープに割り当てられている場合は、割り当てられているスコープが全て表示されます。
■おわりに
この記事では、Hinemosのリポジトリ機能についてご紹介させていただきました。