【Vim】 ファイルを開く際のファイル名補完をbashのように行う

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この記事は2年以上前に書かれたものです。情報が古い可能性があります。

既に起動しているVimで新たにファイルを開くときに、対象ディレクトリにファイルが複数ある場合、先頭の文字を何文字か入力してTABキーで補完すると、デフォルトの設定では、入力した文字列にマッチしたファイルがTABキーを押すごとに順番に表示されます。これはこれで便利なのですが、ファイル数が多い場合などはTABキーを押す回数が増えてしまうため、できればbashなどのように、共通する文字までを補完した上で、候補を一覧表示するようにして欲しいところです。

このような場合、wildmodeというパラメータを設定することで、TABキーによる補完の挙動をカスタマイズすることができます。.vimrcへ、以下のように設定します。

上記の設定は、ヘルプでは以下のように記載されています(ちなみに、デフォルトではwildmode=fullが設定されているようです)。

これは、期待できそうです。

早速、.vimrcに上記の設定を行い、コマンドラインでファイル名を補完してみました。

コマンドラインでファイル名を補完している様子

コマンドラインでファイル名を補完している様子

上記のとおり、望む挙動になりました。これなら、次に入力すべき文字を一覧から探すことができ、TABキーを押す回数も最小限に抑えられそうです。

以上、Vimに関する簡単なTipsをご紹介しました。

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