【Hinemos 4.1】Hinemosクライアント上から任意のプログラムを起動する

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Hinemosクライアント 4.1では、リポジトリ[ノード]ビュー上から外部プログラムを起動することが可能となっています。デフォルトではTera Termを起動する設定となっており、選択したノードのIPアドレスをttermpro.exeへ引数として渡します。これにより、Hinemosクライアント上からTera Termを起動して、選択したノードへsshで接続することが可能です。もちろん、他のプログラムを起動するよう設定することもできます。

 

私はPuTTY派なので、今回はPuTTYでノードへssh接続できるよう、設定を変更してみます。Hinemosクライアントの”クライアント設定(S)->設定(S)”から、Preferencesダイアログを開きます。左側のツリーペイン上で”Hinemos – リポジトリ”を選択すると、「リポジトリ」の設定画面が表示されます。ここで、「プログラム実行」テキストボックスの内容を下図のように修正します。

上記は、putty.exeにsshの接続先IPアドレスを引数として渡す設定です。修正後は”OK”をクリックしてダイアログを閉じます。なお、-sshのスイッチを付けて起動した場合、PuTTYは標準のセッション設定で起動されます。

それでは、ノードを選択して、実際にPuTTYが起動するか試してみましょう。リポジトリ[ノード]ビュー上でノードを選択し、”プログラムの実行”をクリックします。

“確認”ダイアログが表示され、設定したコマンドを実行してよいかの確認が行われます。

“OK”をクリックするとPuTTYが起動し、選択したノードへssh接続が行われます。後は通常どおり、アカウント情報を入力すればログイン可能となります。

なお、クライアント設定の「プログラム実行」テキストボックスには、ノードに関連付けられているものに限りますが、他のメールテンプレート置換文字列も設定可能なようです。例えば、#[IP_ADDRESS]の代わりに#[FACILITY_ID]を使用して、ノードのファシリティIDをコマンドへ渡すことも可能です。PuTTYのセッション設定をノード毎に変更し、ファシリティIDをセッション名として保存すれば、putty.exe -loadの引数に渡すことで、保存済みセッションからPuTTYを起動することも可能です。

また、PuTTYやTera Term以外にも、(Windowsノードに限定されますが)リモートデスクトップ接続(mstsc)や、変わり種として(Oracle稼働ノードに限定されますが)SQL*Plusで接続するなど、いろいろな活用方法が考えられそうです。

以上、簡単ですがHinemos 4.1に関する話題をご紹介しました。

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