カレンダパターンで年末年始に備えて監視・ジョブを制御してみた

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こんにちは。
2021年も、早いもので残すところ10日となりました。
今回は、Hinemosの監視・ジョブを年末年始等の長期休暇用に、簡単に非稼働にする方法をご紹介いたします。

まず、カレンダパターンについてご説明いたします。

・カレンダパターンについて

Hinemosの監視やジョブ機能を利用しているうえで、規則的でない企業ごとの休日、年末年始休日等を非稼働にしたい場面ありませんか?
カレンダパターンでは、そういった不規則な日程を設定し、稼働・非稼働の切り替えを簡単にできます。
年末年始やゴールデンウィークといった長期休暇を迎えるときに、利用して非稼働にしておけば、手動で監視・ジョブなどを無効にする手間が省けます。
通知に紐づけることで、監視・収集は稼働にしたまま、通知はされないようにすることも可能です。

 

今回は、このカレンダパターンを利用して、毎日実行のジョブを年末年始休みに非稼働にしてみます。

・実際に設定してみる

●制御するジョブ
ジョブユニット:01_test_JU(研究日誌用ジョブユニット01)
ジョブ実行契機:01_test_everyday

●普段使用しているカレンダ
カレンダ    :CAL_test(研究日誌用カレンダ)
カレンダ詳細 :平日9:00~18:00稼働

●追加するカレンダパターン
カレンダパターン :holiday_newyear(年末年始カレンダパターン)

1⃣カレンダパターンを作成する。

①カレンダ[カレンダパターン]ビューの作成ボタンを選択し、カレンダ[カレンダパターンの作成・変更]ダイアログを開き、非稼働にしたい日、必要情報を入力し登録する。

②カレンダ[一覧]ビューで普段使用しているカレンダのカレンダ詳細設定の追加ボタンを選択し、カレンダ[詳細設定の作成・変更]ダイアログを開く。

③カレンダ[詳細設定の作成・変更]ダイアログで、①で作成したカレンダパターンを選択し、非稼働で登録する。

④カレンダ詳細設定の中で、「年末年始カレンダパターン」が一番上にくるように設定する。
*上から順に評価されるため、一番上にくるように設定することで平日用の定義よりも優先される。

カレンダの設定は完了です。

 

ここからは、先ほど作成したカレンダをジョブに紐づけます。

2⃣カレンダを監視・ジョブに紐づける


①紐づける対象の監視・ジョブ設定(実行契機)の変更ダイアログを開き、先ほど作成したカレンダを設定する。

②ジョブ設定[スケジュール予定]ビューにて、非稼働の期間が含まれていないことを確認する。

以上で、毎日実行のジョブを年末年始休みに合わせて非稼働にする設定が完了しました。

今回は、簡単でしたが監視やジョブを長期休暇等で非稼働にするためのカレンダ機能のご紹介でした。

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