1. ホーム
  2. 研究日誌
  3. 【Hinemos】Masterサーバの障害発生時にStandbyサーバでジョブを実行させる方法

STUDY研究日誌

Hinemosをはじめ、
様々な技術のノウハウを発信しています。

【Hinemos】Masterサーバの障害発生時にStandbyサーバでジョブを実行させる方法

投稿日: / 更新日:

■はじめに

この記事では、ミッションクリティカル機能を利用し、HinemosエージェントサーバがHA構成となっている環境において
Masterサーバでの実行を前提としているジョブを実行する際、Masterサーバに障害が起き、Hinemosエージェントが
停止した場合にジョブの実行先をStandbyサーバに切り替える方法をご紹介します。

■構成

まず、前提となるサーバの構成は以下になります。

・Hinemosマネージャサーバ
・Hinemosエージェントサーバ(Master)
・Hinemosエージェントサーバ(Standby)

また、今回設計するジョブの構成は以下になります。

ジョブユニット
 ┗ジョブネット
  ┣監視ジョブ(Hinemosエージェント監視、スコープ:Hinemosエージェントサーバ(Master))
  ┣コマンドジョブ(待ち条件:監視ジョブの正常終了、スコープ:Hinemosエージェントサーバ(Master))
  ┗コマンドジョブ(待ち条件:監視ジョブの異常終了、スコープ:Hinemosエージェントサーバ(Standby))
   
こちらのジョブ構成の設定方法について、以下に詳しくご説明します。

■設定方法

1.HinemosマネージャにHinemosエージェントのMasterサーバとStandbyサーバをそれぞれ物理IPアドレスで登録する

まず、Hinemosエージェントが導入されている各サーバをHinemosマネージャに登録します。
ここでは、Masterサーバを「Masteragent」、Standbyサーバを「Standbyagent」というファシリティIDで
登録します。

ノード登録

2.Hinemosエージェント監視を作成し、Masterサーバを監視する

Masteragentの死活を監視するHinemosエージェント監視を作成します。
こちらは手順3にて監視ジョブに利用する監視設定のため、監視・収集は無効になっていても問題ございません。

エージェント監視作成 

3.監視ジョブを作成し、Hinemosエージェント監視を指定する

先行ジョブとして、監視ジョブを登録し、手順2で作成したHinemosエージェント監視を指定します。

監視ジョブ作成

4.コマンドジョブを用意する

実際に実行したいコマンドジョブを登録します。
このとき、ジョブをコピーして、同じコマンド内容のジョブを2つ作ります。
それぞれの待ち条件とスコープは以下の様に設定します。

①待ち条件:監視ジョブの正常終了、スコープ:Masteragent
②待ち条件:監視ジョブの異常終了、スコープ:Standbyagent

①待ち条件

Masterジョブ待ち条件

①スコープ

Masterジョブスコープ

②待ち条件

Standbyジョブ待ち条件

②スコープ

Standbyジョブスコープ

■実際の動作

では、上記で設定したジョブを実際に動かしてみましょう。

1.Masteragentが正常に動作している場合

Masteragentが正常に動作している場合には、コマンドジョブはMasteragentにて実行されます。

実行結果1

2.Masteragentが停止している場合

Masteragentが停止している場合には、コマンドジョブはStandbyagentにて実行されます。

実行結果2

■おわりに

以上、HinemosエージェントがHA構成の場合において、Hinemosエージェントの死活状態によってジョブの実行先を
切り替える方法をご紹介しました。
この記事の内容が参考になれば幸いです。

関連する記事

Hinemos導入はアトミテックにお任せください

見積もりを依頼する

最新情報発信中

Xやメルマガでも、Hinemosの保守、
開発、導入、構築やカスタマイズ等の
お役立ち情報を発信しています。
是非ご登録ください。