こんにちは。

今回はHinemosの通知機能の1つであるメール通知を利用して、
PING監視の監視結果とコマンドジョブの実行結果をHinemosマネージャをインストールしているサーバ(CentOS7.5)にメールとして通知したいと思います!!

1.メール通知とは

各監視機能の監視結果やジョブの実行結果を、メールとして外部に通知する通知機能です。

<前提条件>
・Hinemosマネージャがインストールされていること
・Hinemosクライアントがインストールされていること ※1
・Hinemosエージェントがインストールされていること ※2

※1 HinemosクライアントはWebクライアント、リッチクライアントどちらでも問題ありません
※2 メール通知を利用するのにHinemosエージェントがインストールされている必要はありません
今回はジョブを利用するためインストールしております

まずは、mailx-12.5-19.el7.x86_64.rpmを以下のコマンドでインストールします。
(root@~) # yum -y install mailx.x86_64

2.設定

■作業1-1 メール通知の作成
それではまずは以下の画像のような設定のメール通知を作成します。

今回は「情報」、「警告」、「危険」、「不明」全ての通知をメール通知として通知するように設定しております。
「危険」通知が出力されたときのみメールを送信する設定にしたい場合は、「危険」のチェックボックスにのみチェックを入れればOKです。
また、メールアドレスは【root@localhost】に設定します。

■作業2-1 PING監視及びコマンドジョブを作成する
次に以下の画像のような設定のPING監視とコマンドジョブを作成します。
忘れずに通知IDに作業1-1で作成したメール通知を設定します!!

3.実行および結果

まずはPING監視から確認します!!
Hinemosの監視履歴パースペクティブの監視履歴[イベント]ビューに出力された結果が以下になります。

Hinemosマネージャがインストールされている環境で受信したメールの内容が以下になります。

次に、実行したジョブの結果を確認します。
Hinemosの監視履歴パースペクティブの監視履歴[イベント]ビューに出力された結果が以下になります。

Hinemosマネージャがインストールされている環境で受信したメールの内容が以下になります。

PING監視とジョブの実行結果がメールにて送信されることが確認できました。
成功です!!

4.最後に

今回はHinemosの通知機能の1つであるメール通知を利用して、
PING監視の監視結果とコマンドジョブの実行結果をHinemosマネージャをインストールしているサーバ(CentOS 7)にメールとして通知する方法をご紹介いたしました。
この記事ではPING監視とジョブの実行結果のみメールが送信されることを確認しましたが、もちろんPING監視以外の監視などにもメール通知を設定することが可能です。

もし機会があれば、別環境のメールサーバ宛てにメールを送信する設定をご紹介したいと思います!!
それでは今回はこの辺で失礼いたします。